子どもの視力は眼科で早め(就学前)に測ることをおすすめします

自分の子が風邪とか引いた時は、「あー、風邪引いちゃったかー。」(少し面倒だなー。)なんて思いますが、あれですね。

我が子が治らない病気になったり、親や子が何かしたのが原因とかではなく遺伝性の症状があると、

何か、足元がガラガラと崩れていくような、どうしたら良いのかわからなくなる感情になります。

 

視力検査は眼科で早めにやるのがおすすめ

 

前回、謎の目の下の青アザは、塗り薬を塗っていたら2週間ほどで綺麗に治りました。

しかし、問題発生。

 

視力検査(あの”C”のどちらが開いてるか当てていくやつ)で、

青アザができた右目はすんなり終わったのに、左目で難航。

心なしか検査してるお姉さんがイラっとしている気がする。

何をどうレンズ入れて、変えて入れてを繰り返しても、一定のところから下に進まない。

 

眼科医さんから、

「遠視と乱視がひどいです。右目も少しありますが視力が出ているので問題ないです。

左目が遠視と乱視で視力が低く、レンズを入れても視力が出ません。」

とのこと。

 

え?左目?青アザのある右目じゃなくて、左目???

 

青アザの件もあるので数日後また眼科に行きましたが、診断結果は同じ。

周りに相談したら、大きい眼科に行った方が良いのではとのことで、行ってみましたが、診断結果は変わらず。

 

 

子どもの視力を正確に測るには、調節力を取らないとダメなんだそうです。

そのために調節力を取る目薬をさして、測るのだとか。

ただ、その目薬は要は大人の瞳孔を開ける目薬と変わらないので、

数日光を眩しく感じたり、近くのものがぼやけるから、できれば週末やるのが良いでしょう、とのこと。

 

大きい眼科で流れで調節力を取る目薬をすることになり、一日ずーっと眼科にいました。

疲れたー。

なんで幼稚園の9時15時よりも長く眼科にいるのだろう。。。

 

左右の目の視力差がある時の対応方法

調節力を取って視力を測ると、やはり1.0無し。レンズを入れても同じ。

普段の視力は右目1.5、左目0.7、調節力を取ったら左目は0.5しかないのだそう。

 

検査してくれたお姉さんが色々教えてくれました。

・乱視は眼球の表面の形に左右されること。

・遠視は成長すると治ることが多いが、乱視は眼球の表面のカタチに左右されるため、成長しても変わらないだろうこと。

・今はかなり右目がカバーしていて、左のものを見るときも無意識に右目で見ようと首を動かしたりしていること。

・このまま右目ばかりで見て左目を使わないでいると、より左目の視力が悪くなっていき、斜視になる可能性もあること。

 

そして、改善策として、

第一段階は、メガネ。メガネでクリアな視界を見せて覚えさせて、左目を使う訓練をすること。

それでも左目の視力が上がらない場合は、

第二段階として、右目にカバーをかけて、左目だけでものを見る訓練をすること。

しかしこれをすると右目の視力も下がってしまう恐れがあるとのこと。

 

 

子どもの視力は6〜7歳までに成長して安定するそうです。

なので、見えてないことは早めに判明し、改善策を行うことである程度回復することもあるのだとか。

 

上の子は今5歳なので、ギリギリまだ間に合うだろうとのこと。

中学に上がった頃にわかったらもうお手上げだそうです。

ただ、改善策をしても視力が上がる確約はない、個人差がありますとのこと。

 

 

眼科医さんからは、

「遠視からくる乱視なので、成長とともに遠視が治れば視力が回復する可能性があります。」

と言われましたが、遠視よりも乱視がキツイらしいので、検査のお姉さんの言葉が真実であれば、、、

と思い悩む母。

(眼科の先生も検査のお姉さんも言っていることは正しいと思います。)

 

子供用メガネは値段が高い!補助が出るとはいえ

 

弱視のパンフレットには「レンズを入れても1.0ないことを弱視と言います。」と書かれていたのですが、

現状レンズを入れても1.0ないのですが、今はまだ弱視とは言えない、とのこと。

(最初の眼科医さんは弱視って明言してたけどなー。両目じゃない上に斜視でもないからか?)

 

だけど、弱視と判断するとメガネを作る時の補助金が出るそうなので、

正確には「弱視になる恐れがある。」らしいんですが、「弱視」との診断となりました。

 

 

さすが大きな眼科なので付属のメガネ屋さんがあるんです。

会計前にメガネ屋さんに行ってね、とのことで、メガネ屋さんでメガネを作成。

最近は子供用メガネの種類も増えたそうです。

 

優柔不断な上の子は、ピンクか紫かどれにしようか散々迷う。

迷ってる間にレンズをどれにするか説明を受けたのですが、

高っ!子供用メガネ高い!!

高いーーーー!!!

 

フレームで18,000円(税抜)、レンズ片方8,000円(税抜、一番安いやつ)で、

合計で税込で36,720円とか、高い。。。

 

これに傷つきにくくする加工4,000円とか、固定する頭のゴムとか、

お金が羽が生えて飛ぶというより、紙飛行機になってビュンビュン飛んでいく光景が見える見える。

 

 

しかも調べてみたら、全額補助が出る訳ではないんですね。

8割補助の2割負担。※健康保険組合による

 

36,720円の8割補助だと、7,000円強の自己負担かな。

しかも前払い後で補助受け取りなので一旦支払わないといけないし。

ランドセルとか小学校入学準備でお金が飛んでいく今年度に、さらにお金かかるとか、鬼です。

いっそ知らなかったふりしてメガネ作らず放置してしまおうかと考えてしまいましたダメ親がここに。

(裸眼0.7ならどのみち就学時健診で引っかかっていたっぽい。)

 

 

しかも、5〜8歳では2年に1度しか補助金が出ないそうで。

そうですか、レンズとか傷いったりメガネ壊れたら自己負担ですか。

壊しそうなお子様なのに、、、(遠い目)

 

しかも8歳越えると補助金出ないそうです。

えー、8歳ってまだ小学生なのに、早すぎますよ打ち切りになるの。

 

 

次回の眼科は、メガネを受け取って約1ヶ月後。

使用してどうかの様子見のための受診予約です。

その後どういうスパンで眼科に通うのかは、眼科の判断によります。

 

遠視乱視は小学校の視力検査では発覚しにくいらしい注意、眼科で検査がおすすめ

 

今回、右目に青アザを作らなければ、眼科に行くこともなく、左目の遠視乱視は知らずに通り過ぎているところでした。

「3歳児健診で何もありませんでしたか?」

とよく聞かれましたが、それを大きい眼科の検査のお姉さんに伝えたところ

「3歳だと、まずは検査に慣れることから始めるんです。

調節力を取る目薬をしても、集中力がないので、その時間内に明確に判断できるかも難しくて。」

と、3歳児健診でのあの視力判定ではわからないでしょうと言ってくれました。

 

そうですよね!

まさに下の子の3歳児健診のために簡易の視力検査をしましたけど、

上下はわかってても左右がわからず、しかも見えてるのかわかってるのかいまいちわからず。

親がイライラするだけで、「おそらく見えてるでしょ。」で終わってしまうんですよ。

しかも0.7は見えてるんなら、そら見えてると思ってしまいます。

 

 

小学校での視力検査でも遠視や乱視は見過ごされることが多いらしくて、

大人になるまで自分が遠視なことを知らない人も多いのだとか。

今回、就学前にわかって良かったと思いたいです。

そして、改善策のおかげで視力が回復した!と言いたい。

 

幼稚園でメガネの対応策は

現在メガネ作成中で、幼稚園でどう過ごすのかを担任の先生に相談。

メガネをすることで周りの友達から何か言われるのが心配なことを伝えると、

事前にクラスメイトたちに説明をするので、メガネをして行く日を事前に教えてください、とのこと。

 

いつも、たとえすごーい小さな傷でもしっかりと親に伝えてくれる担任の先生。

今回の青アザもすぐに電話くれたし、

「全身にアザがないか、出血した時に止まりにくいかどうか確認してほしいです。」

との要望にも快く応えてくださり、メガネの件についても

「私もメガネを持っているので、一緒にメガネしようねって言ってるんです。」

と言ってくださり、本当、頭が上がりません。

年少さんの時にも担任だったベテラン先生(と言いつつおそらく20代)で本当に良かったです。

 

 

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